窓から考える豊かさと安心
ラックくんとアイルちゃん
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先日、窓から考える暮らしについて
ZOOM講習会に参加させていただきました。
なるほどなぁ、と思ったものがあったので
皆さんにもお伝えしようと思います。
今年はなんといっても、感染症について
皆さん考えさせられた年ではなかったでしょうか?
感染症の影響で、
私たちの生活・住宅環境も変化しています。
【予防】
としては、玄関に洗面台の設置、
非接触のまま脱衣→入浴 など、
お家の中に持ち込まないつくりにしたり、
【運動不足・免疫力UP】としては、
宅トレと言う言葉が流行りましたよね!
お家で動画配信を見ながら
トレーニングをされた方も
いるのではないでしょうか。
そこで、小さく2畳分の宅トレ空間を
取り入れる間取りにしたり、
【ストレス・疲れ・不安】としては、
入浴のリラックス空間の質を上げたり、
観葉植物を置いてみたり、
睡眠の質を上げるために寝具を見直したり、
そういった観点でも
空気洗浄機の売り上げも右肩上がりだそうです。
寝室や、睡眠、空気にこだわる人が増えています。
仕事に関しても、すまいは生活の場から
複合的なスペースへの変化しています。
ワークスペースや、書斎を
2階に取り入れる方が増えてきています。
全国ではテレワークの定着が4割にもなるそうです。
改めて、おうちづくりって生活の基盤でもあり、
家族みんなと共有する幸せ空間なんだなぁ、と感じさせられました!
一方で、お母さんは、一人の自分時間が減った。
との調査結果が出ています。
いつもお母さんのおかげで
安心の家族生活が送れていることを忘れてはいけないですね!
自宅で、楽しむ!趣味の幅を広げる!
ことも大事だなと感じました。
また、手洗い、換気の重要性も
毎日のニュースで取り上げています。
これから寒くなる季節で、どちらも億劫になってしまいますが、、
北海道では11月6日の感染者数が
115人と今朝のニュースで報道されていました。
冬にはまた感染拡大するのでは?
と報道されています。
そこで、効率よく換気するコツを、お伝えしようと思います!
政府の発表では換気について、
「2方向の窓を1回数分程度全開にしましょう。」
「換気回数は1時間に2回以上行いましょう。」
と呼びかけています。
では、どのような窓の開け方をすると
短時間で効率よく換気ができるのでしょうか??
【窓の開け方】
換気には「入口」と「出口」をつくることです。
特になるべく遠くの対角線の窓を開けると、
空気の循環が良くなります。
(ご存じの方も多いかと思いますが、
車でも同じ事が言えますよね!)
窓を1か所開けても換気効果はありますが、
空気の淀みが解消されにくく、効率よくとはいきません。
2か所窓を開けることで
1か所の窓より換気効果は、10倍にもなるそうです。
もし、窓が1つしかないお部屋の場合には、
ドアを全開に開け、窓のそばに
サーキュレータや、扇風機を置き、
外に向かって風を送り、
空気を流してみてください。
あと、キッチンの換気扇を利用することもできます。
(お風呂やトイレの換気扇よりパワーがあるので、
効率よく換気できます)
換気扇からなるべく離れた窓を開けるようにしてください。
24時間換気もフル稼働させてくださいね!
【換気の時間】
1時間に2回、1回につき5~10分が目安です。
対角線に窓が2つある場合は、
4分弱で空気が入れ替わりができると結果が出ています。
(YKK APさんHPより)
それじゃあ、2時間に10分~20分では?という考えは、
おススメできません。
こまめに!が大事なようです。
【ウインドキャッチ連窓】
普通の窓と違って、
外に向かって立体的に窓が開くので、積極的に風が取り込めます。
このような窓もあるので、ご参考までに。
窓が一つのお部屋にもこの窓があれば充分な換気ができます。
洗濯ものを室内干しするサンルームにあると便利かもしれませんね!
換気ひとつをとっても奥が深いので、、
私なりに簡単にまとめさせて頂きました。
見てくださっている方の何かのお役に立てると嬉しいです。
感染症対策をして、冬を乗り切りましょう!!